Seibundo / 取り組み紹介

ARTDB

文化価値を可視化する、現代アートのデータ基盤

ARTDBは、作品・作家・展示・流通の履歴を記録し、
文化の価値がどのように形成され、社会の中で蓄積されていくのかを可視化するためのデータ基盤です。

合同会社Seibundoは、現代アートが「分かりにくい」「評価の基準が見えにくい」と言われる背景に、作品そのものではなく、 文脈や記録が十分に共有されていない構造的な課題があると考えています。

ARTDBは、こうした課題に対し、展示・流通・評価の履歴を記録することで、 アートを感覚や印象だけでなく、文脈を通じて理解できる状態をつくることを目的としています。

記録 文脈 展示履歴 流通履歴 可視化 文化インフラ

※本ページは、SeibundoにおけるARTDBの位置づけと背景をまとめたページです。実際のサービスは artdb.jp にて運用しています。

Why|なぜARTDBが必要なのか

多くのアート作品は、展示が終わると体系的な記録が残らず、 どのような評価や対話が生まれたのかが可視化されないまま消えていきます。

その結果、

ARTDBは、作品・作家・展示・流通の履歴を一つの軸で記録することで、 創造のプロセスや評価の積み重ねが、社会の中で参照可能な状態を目指しています。

What|ARTDBが記録しているもの

ARTDBでは、以下のような情報を相互に紐づけて記録しています。

作家

  • プロフィールおよび活動履歴
  • 展示・受賞・プロジェクト等の履歴

作品

  • 制作年、素材、サイズなどの基本情報
  • 作品と展示・文脈の接続

展示

  • 個展・グループ展・会場等の履歴
  • 作品と展示の関係性の整理

流通・公開

  • 流通・公開に関する情報(公開可能な範囲)
  • 契約・プライバシーに配慮した運用

これらを単なるデータの集合としてではなく、時間軸と文脈をもった記録として整理することで、 アートの理解や評価を支える基盤を構築しています。

※ すべての情報が公開されるわけではありません。契約内容やプライバシーに十分配慮した運用を行っています。

How|Seibundoにおける実装と検証

ARTDBは現在、Seibundo Galleryで行われている展示や活動を実証フィールドとしながら、 実際に稼働するデータ基盤として運用されています。

現場で必要とされる情報から順に記録を整備し、運用を通じて データ構造や記録方法そのものを検証しています。

Relation|Seibundo Galleryとの関係

Seibundo Galleryは、ARTDBにとっての実践と検証の場です。 展示や作品販売といった現場での活動を通じて得られる情報をARTDBに記録・蓄積することで、 文化が一過性の体験で終わらず、継続的に参照可能なものとして残るための基盤を整えています。

Position|SeibundoにおけるARTDBの位置づけ

合同会社Seibundoでは、ARTDBを単体のサービスやツールとしてではなく、 展示・流通・記録という実装を支える中核的なデータ基盤と位置づけています。

これらを段階的につなぎながら、文化が社会の中で循環し続ける仕組みを構築していきます。

Future|これから目指すこと

ARTDBは、現時点ですべてが完成した仕組みではありません。

今後は、

などを視野に入れながら、実装できていることから段階的に取り組みを広げていく予定です。

Contact|連携・研究・実証について

ARTDBでは、研究・教育・文化政策・実証プロジェクトなど、多様な分野との連携を想定しています。 ご関心のある方は、お気軽にお問い合わせください。

※ サービスの閲覧・利用は artdb.jp にて。本ページはSeibundoにおける取り組みの説明です。