「交錯する視座 — それぞれの世界観、その質感」
Seibundo Gallery(東京・京橋)では、2026年3月5日より
バイリンガル美術情報誌『ONBEAT』の企画である
「ONBEATが推薦する注目若手作家たち」に掲載された作家によるグループ展
「交錯する視座 — それぞれの世界観、その質感」 を開催いたします。
本展は、日本の芸術文化を世界に発信する美術情報誌『ONBEAT』のキュレーションのもと、
現代において明確な世界観を持つ作家たちが一堂に会する展示です。
素材を深く掘り下げる視点。
構造やシステムに向き合う思考。
象徴や物語を通して内面や社会を映し出す態度。
それぞれの作品は単独でも自立した世界を提示しています。
しかし同じ空間に置かれることで、その視座はより鮮明に、そして多層的に立ち上がります。
本展が目指すのは、統一された主題へ収束させることではなく、
異なる世界観が並置されることで浮かび上がる、現在という時代の複数性とその質感を体感することです。
多様な視座が交錯する場に身を置くことで、
いま私たちが生きている世界の輪郭を新たな角度から捉える機会となることを目指します。
■ 展覧会概要
本展後半会期では、
明確な世界観を持つ作家たちの視点が一つの場に集い、
互いに並置されることで立ち上がる「視座の交錯」と、その質感に焦点を当てる。
作品同士は統一された様式や物語を持たない。
しかしそれぞれが提示する視点は、同じ空間に置かれることで輪郭を増し、
鑑賞者に複数の角度から世界を捉え直す契機をもたらす。
本展は、異なる世界観が交わることで浮かび上がる現在の多層性を、
体感として引き受けるための場である。
■ 展覧会コンセプト
本展に集う9名の作家は、
素材も技法も、制作背景も、世界の捉え方も異なる。
布と身体性から立ち上がる造形。
抽象的な筆致が導く思考の痕跡。
象徴と物語が映し出す内面や社会。
時間や空間、自然や都市、構造やシステムへの眼差し。
それぞれの作品は、単独でも自立した世界を提示する表現である。
しかし本展が目指すのは、それらを共通の意味や結論に回収することではない。
異なる視座が一つの空間に並置されることで、
互いの輪郭がより鮮明になり、鑑賞者の中で世界の像が複数の層として立ち上がっていく。
その感覚の広がりこそが、本展の核である。
Seibundo Galleryは、現代アートに対して「分からない」と感じる感覚を否定せず、
それを作品と向き合うための出発点として捉えてきた。
鑑賞に正解を求めるのではなく、作品の背景や価格、作家の活動文脈を丁寧に共有しながら、
対話の中で理解が育まれていく場であることを目指している。
本展「交錯する視座 — それぞれの世界観、その質感」が、
多様な世界観が並ぶことで立ち上がる現在の複数性と、その質感を共有する機会となれば幸いである。
■ 出展作家
イワミズ アサコ | Asako Iwamizu
UMEHARA KAZUHIRO | 梅原和宏
DAI GOTO. | 後藤 大
辰巳 菜穂 | Nao Tatsumi
東金 聖 | Hijiri Tougane
長谷川 匠 | Takumi Hasegawa
フラジール | FRAGILE
水元 かよこ | Kayoko Mizumoto
AKI YAMANAKA | アキヤマナカ
(敬称略)
■ 会期
2026年3月5日(木)〜 3月22日(日)
木・金:15:00–19:00
土・日:11:00–19:00
■ 会場
Seibundo Gallery
東京都中央区京橋2-8-2
(東京メトロ銀座線 京橋駅より徒歩2分)
Google Map: https://maps.app.goo.gl/Zd8dd7JTN7vC87kk8
■ 展示内容
バイリンガル美術情報誌『ONBEAT』の推薦により集った9名の作家による作品を展示。
素材・技法・制作背景の異なる作品が一つの空間に並びます。
それぞれの作品は単独でも確かな強度を持ちながら、
同じ空間に置かれることで視点の差異が際立ち、
鑑賞者に複数の角度から世界を捉え直す体験をもたらします。
Seibundo Galleryの空間特性を活かし、
異なる世界観が並置されることで立ち上がる「視座の交錯」と、その質感を意識した展示構成を行います。
■ レセプションパーティー
日時:2026年3月7日(土)17:00–21:00
※どなたでも無料でご参加いただけます。(予約不要)
■ 入場料
無料
■ お問い合わせ
E-mail:gallery@seibundo.info
※件名に「交錯する視座 展について」と明記してください。
Seibundo Galleryは、創業50年の古物商ののれん分けとして設立された現代アートギャラリーです。
将来性ある若手作家の企画展や作品発表を軸に、
日本のアーティストが国際的に活躍するための基盤づくりを目指しています。
皆さまのご来場を心よりお待ちしております。
